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初めてのお山参詣(長文)
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    先日、国の重要無形文化財である、岩木山のお山参詣が行われました。
    ちなみにお山参詣とは

    津軽のシンボルとして古くから人々に崇められてきた岩木山。旧暦8月1日に、集団で岩木山に登り、ご来光を拝む伝統行事「お山参詣」は、五穀豊穣と家内安全を祈願して行われる津軽地域最大の秋祭りです。
    津軽一円の村落や地区から集まった人々が、笛、太鼓、手平鉦(てびらがね)によって奏でられる登山囃子に合わせて、「サイギ、サイギ・・・」と唱えながら 徒歩で岩木山神社へ向かい、供物や幟などを奉納した後、旧暦8月1日のご来光を拝むために岩木山頂を目指します。ご来光を拝んだ後は、下山して無事登拝し たことを岩木山神社に報告。下山囃子に合わせ、「バダラ」と呼ばれる踊りをしながら帰途に着きます。
    旧暦8月1日のご来光に合わせて、前後3日間の日程で行われる「お山参詣」は、日本の山岳信仰の典型のひとつとされる岩木山信仰の中核であり、重要無形民俗文化財に指定されています。



    今年は9月3日の向山から始まり、9月4日の宵山、9月5日の朔日山の3日間となります。
    昨年、あおもり10市大祭典に参加して登山囃子に目覚め約1年独学で練習。
    今回初めてとなるお山参詣に参加してきました。

    お山参詣がどんなものなのかよくわからない状況でした。
    最初はレッツウォークお山参詣というイベントに参加するつもりで申し込んでおりました。
    誰でも気軽にお山参詣に参加できるとあって人気のイベントです。
    このイベントは、9月4日に弘前市役所の岩木庁舎から岩木山神社までのおよそ6.5kmを歩きます。

    去年から登山囃子を練習してきたので笛をもって参加するぞーとワクワクしていたところに、
    B太さんから「相馬のに出ればいいよー」とお誘いいただき、参加させていただくこととなりました。
    訳あって品川町登山囃子保存会に所属させていただいて、相馬有志会へ参加させていただくという形になりました。
    当日の9月4日は5時45分に集合し、乗り合いで移動とのこと。

    そんなわけで9月3日の業務終了後弘前へ移動、実家で一晩寝てから参加することにしました。



    ◆9月3日 向山◆

    この日は特にイベントもないので通常業務。
    業務終了後、いろいろ準備の上弘前に向けて出発。
    途中、品川町登山囃子保存会の会長Oさんから、
    「明日の行列は雨が予想されます。
     雨にも対応するため透明?な雨合羽があれば便利です。」
    との連絡あり。
    すでに六戸にいて時刻は20時半頃のワタシ。遅くなるとホームセンターも閉まってしまう。
    ということで急遽十和田市内のイオンスーパーセンターへ。
    ワンサイズ小さいものしかなかったがとりあえず購入。198円也。
    天気も悪いので七戸へ抜けてみちのく有料道路からの青森自動車道、浪岡経由で弘前へ。
    明日のためにガソリン給油。ついでにコンビニよったらいいサイズのカッパがあったので購入。525円也。
    実家へ帰りつき、シャワーを浴びて就寝…。
    のはずが、遠足の前の日症候群(笑)であまり眠れず。。。



    ◆9月4日 宵山 第一部 相馬地区内行列◆

    あまり眠れないまま4時半に目が覚める。
    せめてあと30分寝させろと思いつつ寝れないまま5時に。
    起きて身支度をして出発。
    待ち合わせ時間より早めに集合場所へ到着。実はこの場所が相馬有志会のお山参詣の第1弾ルートのゴール地点。
    面識はないがおそらくお仲間と思われる方が2名(KさんとHさん)先にに待っており、あいさつしつつかるーく雑談。そこへYさん到着。この方は野田村でご一緒した方。
    少し遅れてOさん到着。
    品川町登山囃子保存会は大人5名子供2名の所帯での行動になります。
    私の車に必要な荷物と全員が乗りB太さんの家へ。
    合流したところでスタート地点へ移動。
    私の車はメンバーの誰かが伴走して、歩き疲れや熱中症対策として我々の休憩拠点となります。
    スタート地点で祈願をして、行列スタート。


    延々と登山囃子を演奏しながら相馬地区を練り歩きます。
    途中給水を含んだ休憩を挟みながらゆっくり歩きます。


    足には何をはいたらいいの?
    との質問にOさんは、「白足袋に白鼻緒の雪駄」とのことだったので、
    しっかり準備。私以外は全員白いズック。
    ですよねー!そんなもんですよねー!
    そう思ったけど初めてだし何事も経験という事で雪駄で歩きました。これが意外とイケましたw
    相馬地区内の行列なら白い地下足袋でもいいかも?
    そんなわけで無事ゴール。結局伴走車の運転は自分以外のメンバーで回しました。
    一人雪駄で歩いた俺KAKKEEEEEEEEE!
    この時点でお昼前くらいの時間デス。
    途中、B太さんとフランスツアーに行った太鼓ジュニアたちが合流しました。



    ◆9月4日 宵山 第二部 岩木山神社行列◆

    ゴール地点から各自車に乗り込み岩木山神社へ。
    岩木地区方面から上がってくると各団体の行列があるため逆の百沢から降りてくるルートを選択。
    岩木山神社の下の方にある有料駐車場へ車を止め、行列のスタート地点となるダルマモーターの交差点へ。
    この時初めて理解したのが、お山参詣は各地区の団体がそれぞれ行列をして岩木山神社へ行くという事。
    てっきりあちこちの団体が一緒になってやるもんだと思っていたのです。
    そういう意味ではレッツウォークに参加でも知ってる人たちと一緒に行けるもんだと思ってました。
    相馬に出れてよかったw
    そんなわけでスタート地点へ移動するとすでに相馬有志会のみなさまは到着済みで行列スタート。
    今年は笛を吹かず自分の一門の名前が入った幟を持つB太さん。
    途中幟を掲げながら笛を吹くという大技を披露していたようです。見たかった…。


    さっそく行列に混ざり岩木山神社へ。さっきより囃子の人数が増えてました。

    神社の境内に入り登っていきます。
    中門の手前でお祓いを受けたのち注文をくぐり拝殿にて祈祷。
    終了後は楼門を出た場所から下山囃子を演奏しながら駐車場へ向かいます。
    駐車場で下山囃子を演奏しみんなで踊り、最後は記念撮影をして終了となりました。
    そのまま有志会の皆様と向かいのお宿に借りてる部屋(休憩会場)へ行きちょっとしたご挨拶。
    我々はそことは別の宿に部屋をとっているのでそちらへ移動。
    まずはお疲れ様でした!という事でノンアルコールビールで乾杯。
    そして着替えてお風呂です!さすが百沢温泉。いい湯でした。熱かったけど。



    ◆9月4日 宵山 第三部 お山参詣見る側の視点◆

    14時が過ぎた頃。実は朝から何も食べていなかったわたくしは、
    Kさんと一緒に噂の「舞茸そば」をいただきました。
    (Oさん情報=熱い汁に舞茸が浮かんでいてどんどん舞茸のうめぇ出汁が出てる)


    噂通り舞茸のうまみが出てて非常においしかったです。
    食い終わった後はソフトクリームを食べながらほかの団体が登ってくるのを見ておりました。


    幟を鳥居にくぐらせるあたりはお山参詣の見どころの一つ。
    ものすごい盛り上がりです。
    落とさないように倒してくぐり、うまく持ち上げると拍手喝采。
    力尽きて落としてしまうと「あぁ〜!」の声。


    15時からはお山参詣保存会合同の登山囃子パレードが始まりました。


    大人数でもレベルが高いから太鼓の音とかすごいきれいに揃ってるんです!
    練習用にこれぐらいの太鼓と鉦だけの音源がほしいですねw
    途中なんか変な笛が聞こえるなぁと思ったら私の後ろで吹いてるオジサンがいらっしゃいました(苦笑)


    そんな感じでウロウロしたり昼寝したり車に荷物を持っていったりと過ごしました。
    16時からは楼門下の特設ステージにて、登山囃子本大会が開催されておりました。
    全部で40越えの組が優勝を競う登山囃子の大会です。


    ◆9月4日 宵山 第四部 大合奏と大会◆

    17時を回ったころ、外から激しめな登山囃子が聞こえてきました。
    そう、境内を舞台とした大合奏が始まったようです。
    さっそく我々も参戦。


    この大合奏は、自由参加で好きなタイミングで入ったり出たりすることができるのです。
    お山参詣に参加した人もそうでない人も誰でも参加できるというかみんなが勝手にやって盛り上がってるイメージ。
    19時を回ると、仕事が終わって参加される方等が増えてきて状況がすごいことになってまいります。まさにカオス。



    おひるごはんから多少時間が過ぎおなかもすいたので、晩御飯。
    昼に食べたとき壁にあったメニューが非常に気になっていたのです。
    「舞茸ラーメン(みそ)」


    残念ながらこちらは期待外れということで(笑)
    飯食って笛吹いて休憩して、もう一回風呂入って、
    部屋は21時で撤収と聞いていたのでとりあえず荷物を車へ移動。
    車の中を整理して部屋に戻りばやばやと。
    皆さんと解散して、大会の発表を見に行ったりしてウロウロしておりました。
    気が付けばそろそろ23時、大合奏は人数を増していました。


    どう見ても23時前とか信じられない。
    そうして私は午前1時に朔日山へ出発する予定なので仮眠をとるために車へ。
    そのタイミングで雨が降り始めました。車の中にいる最中も雨は止みません。
    気が付けば大合奏は下山囃子にかわり終わってしまいました。



    ◆9月5日 朔日山◆

    約1時間の仮眠をとり0時に起床。と同時にB太さんよりTEL。
    依然雨は降り続けます。
    「天気が悪いので登山するかどうかまだ確定できない。」
    雨が強いと8合目から9合目へ上るリフトが営業中止する恐れがあるとのことでした。
    そこから約1時間、とりあえず出発するとの連絡を受け合流。
    太鼓ジュニアたちを車に乗せ一路8合目まで移動。
    8合目につくと雲で視界不良。気温は15度と比較的暖かめ。
    リフトの営業は3時からなのでしばし待機。
    直前になりトイレへ。
    ようやくリフト営業開始。
    リフト券を購入しリフトへ。
    思ったより長い乗車時間で9合目到着。
    後ろからはご来光ツアーの団体様到着。
    一足お先にわれわれは出発。
    小学校のレクリエーションで登る山だからたいしたこと無いと思っていたが甘かった。
    運動不足MAXでヘルニアによる坐骨神経通なんぞをもった30代が気軽に登れる状況じゃない。
    岩が多い。足場は安定しているものの高めの段差はやはりキツい。
    そこに加えて霧による視界不良。状況をたとえるなら常に霧吹きで水をかけられてるような。
    あっという間にめがねに水滴がついてしまう。
    来年はもう朔日山は登らなくてもいいや・・・。
    体力がどんどん奪われていく。そういえば晩飯食ったの19時半くらいだったな。
    太鼓を担いだ若者はひょいひょい登っていく。すごいな。
    足元がふらついてバランスを崩しやすくなってきた。
    三点支持ってわけじゃないけどそんなことを意識しながらバランスをとり、
    気合とねぷたの魔力ならぬお山参詣の魔力で何とか登頂成功。
    頂上の鐘を鳴らしたと同時に登ったぞという達成感。
    頂上で手ぬぐいと奥宮でしか買えないというお守りを購入。


    その後は相馬有志会の方と共に祈祷。笛をお供えしての祈祷で笛にご利益が宿った。
    ありがたい笛の完成である。
    ここからはご来光まで待機となる。ご来光が望めるスポットに場所を確保して5時7分の日の出を待つ。
    しかしながら相変わらず真っ白なほどの霧。
    残念ながらご来光を拝むことはできなかったが、5時7分には5人で登山囃子を演奏。
    お山参詣に参加して行列に出て、山を登り笛をお供えしてその笛でご来光に合わせての演奏。なんとすばらしいことか。
    最後に下山する前にもう1度登山囃子と下山囃子を演奏してから下山。
    なんということでしょう。登りより下りのほうがきつかった。
    ふくらはぎとヒザはガクガク。途中滑り落ちそうになったものの無事に下山完了。
    リフト乗る前に記念撮影をしてリフトに乗りました。




    初めてのお山参詣。すごくよかった。
    ねぷたとは違った満足感と達成感、爽快感。なんともいえない気持ちに。
    登ってる最中には、来年はもういい。なんて思ったけど、
    来年も山頂で登山囃子演奏したい。こんなすばらしい体験なんてない。
    来年も参加するぞー。


    懺悔懺悔
    六根懺悔
    御山八大
    金剛道者
    一々礼拝
    南無帰命頂礼



    P.S.
    お山参詣どころか、岩木山登山も始めてのことだったわけで・・・


    | araseki | 21:15 | comments(0) | - | - | - |
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