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野田村でボランティアでびゅー
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     八戸市内にあるお店、「エスニックカフェ 南風堂」のオーナーさんからお誘いを受け、初めてのボランティア活動してきました!
    行先は、岩手県九戸郡野田村。久慈市の南に位置するこの村は、津波によって甚大な被害を受けたそうです。

    八戸を7時30分ころに出発し、車を走らせること約1時間半。
    村に入って間もないころに飛び込んできたのは、瓦礫の山。
    田畑があるのどかな風景が続く45号線沿いに突然どーんとあった瓦礫の山。
    沿岸部から集めてきたものらしい。
    こんな瓦礫の山があちこちにあるとか・・・。

    さらに車を走らせ野田村役場へ到着。
    役場の隣にあるプレハブ小屋がボランティアセンター。
    名前を記入し受付完了。ボランティア保険の手続きもして準備完了。

    外にはほかのボランティアさんも何人か集まっていたが、
    前よりだいぶ人数が減ったらしい。
    今回はそちらのボランティアさんとは別行動で、促されるまま写真保管庫と書かれた
    生涯学習センターへ入った。

    集められたアルバムや写真を洗浄し、ビニール袋に入れて壁に貼り付けてありました。



    被災者の方が来て、自分の写真があれば自由に持ち帰れる。
    今回はこの建物でお手伝いをしました。

    建物全体の床を掃き掃除。
    乾いて粉末状になったヘドロがまだたくさんある。
    壁が一部ない場所もある上に扉だって開きっぱなし。
    舞い上がった土埃が毎日のように入ってくるのだとか。

    生涯学習センターまではパッと見普通の街並みなのだが、
    そこから一歩外へ出ると、何もない地面が続いていた。



    この写真の奥に見える並木の向こう側が海。
    海岸はとてもきれいだが、沿岸を走る三陸鉄道はレールも枕木も残っていない上に
    沿岸部は立ち入り禁止らしい。



    ポツンと残る岩手銀行。銀行の建物は頑丈なんだろうか・・・



    一本残る電柱。奥に見える家は修復中っぽい。



    学習センターの横には消防の車庫があるが、壁がない。




    午前中に床掃除を終わらせ、写真を吊るすためのヒモを壁際に設置。
    お昼は近くの洋食屋さんにて、ナポリタンを食べた。
    安くておいしい。ボランティアの方がたくさん入っていた。

    午後は写真の整理を済ませ、別用があるらしいのでついでにと仮設住宅を見に行ってきた。
    野田中学校のグラウンドに二十数棟の仮設住宅が建設され被災者の皆様が住んでいた。
    1棟当たり6世帯が入れるようで全部で140世帯くらいが暮らせるようだ。




    住宅のすぐ隣にサッカーゴールがあり、グラウンドの面影を残す。

    棟と棟の間は車が1台通れるか通れないかくらいの幅。


    間には電柱も立っていてグラウンドが住宅街になっていた。



    自分の生活がほぼ元に戻り、震災は過去の出来事のようになりなんの違和感もなくなっていたが、
    こうして被災地に来てみると、ここには現実があり震災は現在進行中。まだまだ復旧していないんだと実感できた。
    この状況の格差がボランティア不足の理由かもしれない。
    | araseki | 12:29 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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